はじめに
大学生活が始まると、いろんな新しいことに直面します。その中でも、最初にぶつかる「教科書問題」。大学に通い始めたばかりの新大学生の皆さんは、必要な教科書が多くて驚くかもしれません。値段が高いことに苦しみながら購入する方も多いでしょう。しかし、必ずしもすべての教科書を買う必要はないことをご存じでしょうか?今回は「教科書を買わなくても良い理由」について詳しく解説していきます。
資料やスライドで補える
近年、多くの大学では授業の資料やスライドが在学生専用サイトで配布されています。これらの資料は授業内容を簡潔にまとめたものであり、教科書を買わなくても十分な学習ができることがほとんどです。
特に授業の進行が速い場合や、資料が頻繁に更新される場合、古い教科書を使うよりも最新の配布資料の方が有用なこともあります。
教授からの追加説明は配付資料の空白またはノートに記入するなどすれば良いでしょう。
テストは大学から配布された資料から出題されることが多い
多くの教授は、授業で使用する資料やスライドを基にテスト問題を作成します。これらの資料は授業で扱うべき重要なポイントをまとめたものであり、テスト範囲として指定されることが多いです。そのため、教科書にあまり依存することなく、授業資料やノートを中心に学習を進めることが効果的です。
特に、教授が「テスト範囲はこの資料から出題されます」と明言することもありますし、資料内に重要なキーワードや概念が強調されている場合、それがテストの出題ポイントになる可能性が高いです。このように、大学の授業では資料やスライドがテストに直結することが多いため、教科書に頼らず、配布された資料をしっかりと確認し、それに基づいた復習をすることが非常に重要です。
図書館を活用しよう
大学の図書館には、多くの教科書が揃っています。これらの教科書は、一般的に授業で使用される期間中に貸し出し可能な場合が多く、必要な時に借りることで購入の必要性がなくなります。図書館をうまく利用することで、教科書を所有せずに授業を受けることができます。
友達との情報共有
大学生活では、同じ授業を受けている友達ができることも多いはず。友達と情報を交換することで、教科書を持っていなくても必要な情報を手に入れることができます。また、授業後に友達とノートを交換したり、グループで学習したりすることで、理解を深めることができます。また、大学のテストでは過去問題の勉強が非常に重要です。教授によっては過去問題をそのまま引用したり、類似問題を作成してきたりするからです。友達と協力しあってテストを乗り越えましょう。
どうしても教科書が必要な場合
大学の授業で教科書が必須となることもあります。しかし、すべての授業において教科書をフル活用するわけではなく、場合によっては他の方法で教科書購入を抑えることもできます。それでもどうしても教科書が必要な場合、賢く購入方法を選ぶことでコストを抑えることが可能です。ここでは、必要な時に必要な分だけ購入する方法と、中古や貸出サービスを活用する方法について紹介します。
必要な時に必要な分だけ購入する
多くの場合、授業の最初に「これからの授業でどれくらい教科書を使用するのか」を教授が説明してくれるため、必要な章や範囲のみを購入すれば良いこともあります。最初の授業で教科書が本当に必要かどうかを確認してから購入を決める方法が効果的です。
例えば、いくつかの章のみがテスト範囲となっている場合や、授業で教科書の特定の部分だけを参照するケースがほとんどです。しかし、その特定の部分だけのために教科書を購入するのも・・・と思うでしょう。そこで前述の『図書館の活用』です。これにより、無駄な出費を避けることができます。
また、授業が進んだ段階で教科書が本当に自分の学習スタイルに合っているかどうかを見極めることもでき、不要な教科書を買うリスクを減らすことができます。
中古書籍を活用してコストを抑える
教科書を購入する際、必ず新品で購入する必要はありません。中古書籍で代替することでかなりコストを抑えることができます。
教科書は毎年新しい版が出るわけではなく、前年のものがほとんど同じ内容で使われることが多いです。中古書籍を選べば、定価の半額以下で購入できることもあり、大きな節約になります。
まとめ
教科書を購入する際は、無理に全てを新品で揃える必要はありません。必要な分だけを購入することで、無駄な出費を避けることができますし、中古書籍やレンタルサービスを活用することで大幅にコストを抑えることができます。賢い方法で教科書を手に入れ、大学生活のスタートダッシュを切りましょう。
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